緊急事態宣言2か月目における歯科治療

当初の予想どおり、1か月では収まらず緊急事態宣言の期間が延びました。2か月目となると、通院しなければならないケースも多少変わってきます。

メインテナンスで定期的に通院なさっていた方の内、歯周ポケットの深い部位があり毎月通っていた方の場合は先月は通院を控えた方も今月はメインテナンスした方が良いでしょう。それ以外2~6か月間隔でメインテナンスしていた方で、先月時期が来てしまった方は、6月まで見合わせても大丈夫だと思います。

根の治療の途中で、1か月以上中断している方は今月は少なくとも1度は通院した方が良いと思います。

詰め物、被せ物、入れ歯などの歯型を採ってから、1か月以上間が空いてしまった方は、早急に通院した方が良いでしょう。仮歯が取れてしまっていたりすると、適合しなくなっている場合があります。

歯科医院のほとんどは現在、いつも以上に院内感染対策を一生懸命行っており、実際スタッフの外部での感染からの医局内クラスターの発生の1例を除けばクラスターも発生しておらず、三重で歯科医師が感染して治療したケースでも、患者さんにはうつらなかったと聞いております。

絶対安全とは申せませんが、各医院での対策をご確認の上、状況に応じて通院の再開をする時期かと思います。